第1回 横浜開港資料館
ミュージアムグッズ
デザインコンテスト

ミュージアムグッズのデザインを募集します

横浜開港資料館は令和3年度より、文化庁から「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」の認定を受け、近隣の伝統的な観光地である山下公園・横浜中華街・元町商店街等の各エリアを訪問する拠点となるべく、「近代横浜の記憶装置」としての役割を活かしたさまざまな事業をはじめています。令和5年7月には、横浜市指定文化財である旧英国総領事館付属棟をミュージアムショップ・カフェ・コンシェルジュの複合機能もつ施設 “PORTER’S LODGE“ としてリニューアルオープンしました。
このミュージアムグッズデザインコンテストでは、国内外からお越しいただくお客様に、横浜開港の歴史や英国文化を伝える施設のミュージアムグッズとして長く親しまれるデザインをひろく募集します。

横浜開港資料館について

横浜開港資料館 外観

横浜開港資料館は、横浜開港100年を記念して編纂された「横浜市史」の収集資料を基礎として、昭和56年(1981)6月2日の開港記念日に開館しました。
当館は、安政元年(1854)に江戸幕府とアメリカのペリー提督が日米和親条約を締結した由緒ある場所に建っています。中庭にある「たまくすの木」は、ペリー来航当時からこの地で横浜の歴史を見続けてきた生き証人であり、横浜市の地域史跡に指定されています。また当館の旧館は昭和6年(1931)に建てられたイギリス総領事館(横浜市指定文化財)の建物を活用しています。
日米修好通商条約によって安政6年(1859)6月に開港した横浜は、国内外から多くの人びとが移り住み、日本を代表する国際貿易都市として発展していきます。当館は、これまで40年にわたり、幕末から昭和初期にかけての横浜に関する歴史資料を収集・保存し、閲覧に供するとともに、調査研究の成果を展示・出版などのかたちで公開してきました。資料を通じて横浜のあゆみを次の世代に伝える「近代横浜の記憶装置」としての役割を担っています。

PORTER’S LODGEについて

PORTER’S LODGE 外観PORTER’S LODGE 店内

横浜開港資料館のミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」は、「横浜開港・英国文化を伝えるセレクトショップ」として、横浜の歴史を伝える商品などを仕入れて販売するほか、旧英国総領事館や英国文化を伝える商品、横浜開港の歴史を伝える資料館所蔵資料を活かしたオリジナル商品を開発し、販売いたします。

店名は、昭和6年(1931)に建物が完成した際に作成された「英国総領事館関係建築図面」に由来し、7月の店舗のオープンにあたり、当時の図面に記された名前をお店の名前として復活させ、また手書きの図面からロゴを作成しました。門番所として建てられた建物の歴史がこめられた店名とロゴマークです。

1.開催概要

募集対象部門

ミュージアムスイーツ部門
横浜から輸出されたお茶、または英国文化を伝える紅茶にぴったりなミュージアムスイーツをご提案ください。
異国情緒たっぷりの横浜開港資料館旧館(旧イギリス総領事館)の建築または横浜開港を見守ってきた「たまくす」の木をテーマとすることが必須条件です。
ライフスタイルグッズ部門
日常生活に使うもので、思わず誰かにプレゼントしたくなるようなデザインをご提案ください。
異国情緒たっぷりの横浜開港資料館旧館(旧イギリス総領事館)の建築または横浜開港を見守ってきた「たまくす」の木をテーマとすることが必須条件です。
フリースタイル部門
当館が所蔵する歴史資料を活用したものづくり・プロダクトデザインをご提案ください。自由な発想で横浜の歴史を伝えるアイデアを期待しています。
横浜開港資料館ホームページよこはま歴史画像集」に掲載の当館所蔵資料の中から選ぶことが必須条件です。

応募資格、要件等

ミュージアムスイーツ部門
  • 横浜市内在住在学であること
  • 高校生
  • 専門学校生
  • 大学、大学院生
ライフスタイルグッズ部門
  • 横浜市内在住在学であること
  • 高校生
  • 専門学校生
  • 大学、大学院生
フリースタイル部門
  • なし
    ※年齢、居住地等の制限なし
  • 18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
  • 団体、個人、グループ、性別、職業、国籍は問いません。
  • 国内外未発表の作品に限ります。
  • 営利を目的とした団体、企業の応募はできません。

スケジュール

募集期間令和5年10月3日(火)から12月20日(水)
質問の受付令和5年10月1日(日)から11月30日(木)
質問に対する回答随時(WEBで公開)
応募締切令和5年12月20日(水)17時必着
審査令和6年1月下旬予定
審査結果発表令和6年1月末か2月上旬

2.賞

ミュージアムスイーツ部門
  • 大賞 商品化予定
  • 審査員賞
  • 参加賞(全応募者)
ライフスタイルグッズ部門
  • 大賞 商品化予定
  • 審査員賞
  • 参加賞(全応募者)
フリースタイル部門
  • 参加賞(全応募者)

3.応募方法

募集期間 令和5年10月3日(火)から12月20日(水)※締切日は17時必着
応募書類
  1. エントリーシート[ PDF版エクセル版
  2. ミュージアムグッズデザイン案
    素材なども含めてください。
  3. デザイン説明書(様式自由・日本語のみ)
    デザイン案について、デザインのコンセプトを文章、PowerPointのいずれか最適な方法で説明してください(郵送の場合必ず紙媒体)。
提出部数等
(郵送の場合)
正本 1部(エントリーシート、記名したデザイン案、デザイン説明書)
※郵送の場合は手元に控えを残してください。
応募点数 一人・一団体、各部門1点までとします。
応募方法 オンラインフォームまたは郵送のみとします。
2023年12月20日をもって受付を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

4.提出された書類の取り扱い

  • 提出された応募書類等は、本コンテストにおける選考の目的以外では使用しませんが、選考作業に必要な範囲において、複製を行うことがあります。
  • 提出された応募書類は返却しません。郵送で応募する場合は必ず手元に控えを保管してください。

5.応募条件・権利に関すること

応募作品(デザイン案)について

  • 応募作品は、応募者自身のオリジナルで、国内外で自作未発表のものに限ります。
  • 応募にあたり、必要に応じて、応募者自身で権利保護等の措置を講じる事とします。

作品に関する権利について

  • デザイン提案書等の著作権は、提案者に帰属します。また、最終的に選定された対象作品の商品化に至った作品の著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)については、当館に無償にて譲渡していただくものとします。
  • デザイン案および提案書等で利用される画像・イラスト等が第三者の有する著作権・肖像権・商標権・意匠権などの権利を侵害するおそれのある場合は、応募者の責任において必要な許可を得た上で応募するものとします。また、それらを使用した結果、生じた責任は提案者が負います。
  • 採用作品やその提案者名を広報やメディアに掲載する場合があります。
  • 商品化に際して、作品の一部を改変して使用する場合があります。
  • 商品化されたアイデア・デザインの工業所有権は、主催者に帰属します。
  • 受賞作品につきましては商品化に向け特許調査を行います。調査結果によっては、かならずしも商品化ができない場合がありますのであらかじめご了承ください。

6.質問受付・回答

質問受付期間

令和5年10月3日(火)から11月30日(木)まで ※メールでのみ受付
contact@kaikou-contest.jp

  • 受付期間以降に届いた質問及び郵便、持参、電話、ファックス、口頭による質問は受付けません。

質問に対する回答

学校の学習活動の一環として参加を考えています。一校につき、応募できる団体数に上限を設けていますか。
設けていません。一人・一団体、各部門1点までというルールのみです。
各団体の応募作品を学校からまとめて郵送してもよいでしょうか。
一括郵送で問題ありません。
エントリーシートの自己紹介にはどのような内容を記載すればよいでしょうか。
自由記載ですが、応募にあたっての意気込み、グループメンバーの紹介等を記載していただければと思います。
また、学校からの申込の場合、保護者同意欄は担当の先生でも構いませんが、応募の旨は保護者に連絡をお願いします。
「デザイン案」に書式はありますか。(用紙の種類・サイズ、ペン・色の指定、折り紙等でのデコレーションは可能か)
書式はありません。デコレーションしていただいても問題ありません。
「デザイン案」に記入する素材は、どの程度具体的に考えればよいでしょうか。
商品化を前提としたコンテストのため、具体的な素材の仕様がわかるのであれば詳細に記載してください。

7.審査

実施方法
一次審査
事務局による書類審査
二次審査
一次審査通過作品を対象に審査委員による選考
※審査員は後日発表します
二次審査実施日時 令和6年1月下旬予定
実施場所 横浜開港資料館講堂(横浜市中区日本大通3)※書類審査

8.評価基準・方法等

(1)評価方法

応募書類について、(2)の評価基準に基づいて、審査員による審査を実施します。(4)その他に該当した失格者を除いたもののうち、総合点が最も高いものを、受賞者として決定します。審査は非公開とし選定内容についての質問や異議は一切受け付けません。

(2)評価基準及び配点

  1. 独創性25点
  2. 利便性(実用性)25点
  3. デザイン性25点
  4. 審査員推しポイント25点

合計100点

(3)評価対象と採点方法

評価対象は、個別のデザイン案とし、合計100点を満点とします。

(4)その他

次に掲げる事項に該当する者は失格とします。

  1. 提出した書類に虚偽の内容を記載した場合
  2. 本募集要項に示した提出書類に関する条件に違反した場合
  3. 評価の公平性に影響を与える行為があった場合
  4. その他選定結果に影響を及ぼすおそれのある不正行為を行った場合

9.結果の公表・通知

令和6年2月下旬(予定)に結果を下記のとおり公表します。
横浜開港資料館ウェブサイト「お知らせ」欄で受賞者の名称、総合点および選定理由を公表します。

10.提出先

ご応募いただくには「1.開催概要」から「9.結果の公表・通知」に同意していただく必要があります。上記の事項をよくお読みになり、ご応募ください。

2023年12月20日をもって受付を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。